2016/03/06
ミモザ溢れる中で、ささやかな夢が叶った日。
昨日は、ささやかながら私の夢が一つ叶った日となった。
村上萌ちゃんのイベントが、川崎のチネチッタで行われるというので、
夫を引き連れて参加。
3/8はミモザの日ということで、
イタリアでは男性が感謝と愛をこめて女性にミモザを
プレゼントするのだそう。
そんなミモザのイベントににて、村上萌ちゃんのトークショー。
入り口でミモザのミニブーケをもらい、
席についたら黄色の風船をもらい、
ミモザの花冠をかぶった萌ちゃんが出てきた瞬間、
あまりの嬉しさに涙がこぼれそうになった。
生で見る萌ちゃんは、かわいくてかわいくて、
その声もしぐさも、もう何から何までがかわいかった。
イベント終了後に、一緒に写真をとってもらい、
お話したのだけど、もう緊張しすぎて、
あわわして終わったといった感じだった。
私があわわしている間に、
すかさずが夫が、カスタマイズエブリデイとマッキーを
私のバッグから取り出し、
サインいいですか?と萌ちゃんにお願い。
快くサインまでしてくださいました。
あぁ、嬉しかった。
***
話せば長くなるけれども、
カスタマイズエブリデイが発売された当初、
私は、まだ地獄のような毎日を過ごしていた。
毎月毎月川崎の病院に通い、
なかなか通院不要にならず、先も見えずに、
真っ暗闇の中を歩いているのか止まっているのかも
わからないような状態だった。
そんな病院の帰り道、川崎の丸善で、
たまたま手にした本が、村上萌ちゃんのカスタマイズエブリデイだった。
正直、村上萌という人すら知らなかった、
なんとなく、それは暮らしの本のコーナーの中に並んでいて、
淡いピンクがとてもかわいらしくて目立っていた。
それとなく、ページをめくりパラパラと読んでいるうちに、
引き込まれて、すぐにレジへ持って行った。
それからは、私の毎日を少しずつカスタマイズして、
特別なものにしていった。
その時の私のリハビリ生活には、
どんなものよりもこの本が必要だった。
それから、数年して私はすっかり元気を取り戻し、
こうして5冊だけの本屋をやっている。
村上萌ちゃんに会って、この感謝を伝えたくても、
いまだに一人で電車に乗って出かけることも、
室内でのイベントに参加することも自由にはできない。
それが、昨日はたまたま慣れ親しんだ川崎で、
しかも屋外でのイベント。
さらに、春のような気持ちのいい天気だった。
あぁ、やっぱり運命ってあるのかも。
そう思える瞬間だった。
毎日をワクワクと丁寧に過ごす、
そのことに気づかせてくれた彼女に本当に
感謝しかない。
そんな、彼女と会えたことが本当に私にとってのパワーとなった。
そして、そんな女子のイベントに付き添ってくれた夫にも、
心の底からありがとう。
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